今度は日本市場に通用するデザインな車だそうです。

えーっとニュースソースはこちらです。何度目かの正直で、日本市場で本格的に勝負するモデルだそうです。
デザインのテイストが変わり、ぱっと見た感じではこのクラスの日本車であるカムリ、アコード、アテンザといったクルマよりもコンサバな印象を受けますが、スポーティーやラグジュアリーといった個性の方向性はなさそうです。

始めに一言。「広告やイメージに踊らされて購入しても、きっとジャロは責任をとってくれませんよ」
クルマ選びは、高額な耐久消費財と呼ばれる財産を選ぶことなんですよ。一時の流行や感情だけで選ぶと大きな後悔につながります。10年、20万キロ乗ることを念頭において選ぶといいと思います。（クルマは勢いと意外性で購入している当方が言っても説得力がないのは承知のうえです）

この記事によると、内装の仕上げに粗さが目立つそうですが、ジリ貧状態である日本のこのクラスのセダンは未だにＦＲ信仰が強い方や、人を乗せることを真剣に考えるような方々が選ぶクラスだと思われるので、そこは大きな問題になるのではないのしょうか？
それなのに、信仰とアピールの強化ってどっか怪しい団体が売る心霊商品みたいですな。「つくりの粗い部分は信仰心でカバー」とか「つくりが粗く感じるのは己の信仰心が足りないからだ」なんて言い出したら、まさにそれっぽくなってしまいます。

個人的には韓国車が成功するためのひとつの策としては、同等クラスの日本車よりも割安感があることを強調するのではなく、このクラスやあのカテゴリーならという確固たる車種を造った方がよいのではないのでしょうか。（個人的には現状では無い様に感じます）
それが高級車でもいいし、コンパクトカーや日本車の寡占状態である軽自動車でもいいと思います。
割安さばかりをアナウンスすると、天邪鬼な当方はコストダウンのために失ったものや共用部品を探してしまいます。
現在の路線で進んでいると、韓国車は「何でも揃うが飛び抜けてうまいもののない食堂」や「二番煎じの印象が拭えない、○○風なアイドル」といったイメージが当方の中では付いて回ります。（偏見といわれても否定はしません）。
ＴＢには何故か載った事がありますが、「これが韓国車か！」という個性もないうえに乗った瞬間にデジャヴを感じるようなつくりでした。（ちょっと乗っただけでは印象がないぐらい走りは普通だったと思います）
とりあえず値段で勝負するのとＣＭタレントのイメージで勝負するのはやめたほうがいいですよ。なんか中身のなさをアピールしているように当方は感じてしまいます。（実際はしらんよ）

補足
ヨン様効果でシェア拡大を狙っているそうですが、肝心のご当人は確か、ホワイトのフォードエクスプローラーあたりに乗っていて、コチラは去年あたりに大幅に売れ行きが向上したそうです。
テレビのタイムテーブルでは峠越えした感のある「韓流」ブームですが、今までそのブームが波及してなかった韓国製自動車にも遂に脚光が浴びるようになりました。これが、ブームの終着駅になるのか再興になるのかちょっと気になります。（ＣＭの影響だけでクルマを買う人も少なかろうに‥）